2023年9月11日月曜日

終了しました(2023/10/28) 公開オンライン勉強会 「技術英検プロフェッショナルに学ぶ」

46年の歴史を持つ大阪工業英語研究会(OSTEC)。新大阪を基点に、技術英語のライティングやリーディングの勉強をしています。今回、講師の平野先生に技術英検プロフェッショナルの解説をお願いしました。せっかくの貴重な機会ですので、公開勉強会という形にして会員以外のみなさんにも広くご参加いただきたいと思います。
 

◎公開オンライン勉強会の概要

 内容:         技術英検プロフェッショナル過去問(第132回)の解説

 講師:         平野 信輔

 日時:         1028日(土) 午前10:00~正午(2時間)

 受講料:     3000

 形式:         Zoomによるオンライン講義

 主催:         大阪工業英語研究会(OSTEC

 

2021年に工業英検が技術英検に変わり、最高峰の「工業英検1級」は「技術英検プロフェッショナル」となり、出題形式も変化しました。合格率は大変低く、「準プロフェッショナル」には複数回認定されたものの、「プロフェッショナル」の認定には至らないという受験者も多いようです。合格へ向けた勉強を強化したいところですが、コロナ禍の影響なのか公式のセミナーも減ってしまい、技術英検に特化した学びの機会がなかなか得られにくくなっています。

これまで「工業英検1級」の合格者を多数輩出して来たOSTECとしては、「技術英検プロフェッショナル」でもその伝統を継承していきたいところです。そこで、今回の特別勉強会を企画しました。そして、技術英語界全体の盛り上がりに少しでも貢献できればと思い、公開勉強会という形を取ることにした次第です。

平野先生は技術翻訳歴35年のベテランで、これまで何社もの著名企業に招聘され、20年以上も英文テクニカルライティングの講師をしていらっしゃいます。「すべての疑問に答える」をモットーとして、OSTECのセミナーでは、毎月、わかりやすく丁寧な添削や解説をしてくださっています。今回もきっと、他では聞けない分かりやすい解説をしてくださるでしょう。

 

◎平野先生から

技術英検プロフェッショナルは難関と言われていますが、問われているのは英文テクニカルライティングの当たり前の技です。合格に必要な能力は、効率よく実務を行う上でも必要なものです。

問題量が多い割には制限時間が2時間と厳しく、つい慌ててしまうと思いますが、落ち着いて当たり前のことをするのが何よりも大事。ただがむしゃらに問題を解くのではなく、「何を問われているのか」を把握し適切に答えれば、自然と良い解答になるはずです。この勉強会でご紹介するヒントは、合格のためだけではなく、実務にもきっと役立つことでしょう。

 

◎受講の申し込み方法

 ・1025日(水)までに、メールでwpatent.ostec@gmail.comOSTEC幹事:渡辺尚)に申し込んでください。

 ・申込みメールには、お名前、お住まいの都道府県、お仕事、工業英検・技術英検の受検歴、入金予定日をご記入ください。

 ・申込みメール受領後に直ちに、事務局からZoomのアドレスをお知らせします。

 

◎受講料の入金方法

 1025日(水)までに、下記に振り込みをお願いします。

   銀行名:ゆうちょ銀行

   名義:大阪工業英語研究会(オオサカコウギョウエイゴケンキュウカイ)

   ゆうちょ銀行より:14160-4139781

   他銀行より:支店名:四一八(ヨンイチハチ)、普通口座:0413978

 ・手数料は、振り込み者負担でお願いします。

 ・一度入金された受講料は理由を問わず返金はいたしませんので、ご了承ください。

 

◎連絡先

 OSTEC幹事:渡辺 尚

 メール:wpatent.ostec@gmail.com

 電話:09020496702(申込み後にZoomのアドレスの連絡が来ない場合、当日に連絡を取りたい場合などに、ご利用ください)

 

◎当日までの参加準備   重要です! ご協力お願いします。

 当日までに、第132回技術英検プロフェッショナル(2023610日実施)の問題と解答を手元にお持ちください。問題と回答は、下記のアドレスから購入してください。郵送されますので、早めに申込みください。一部800円です。

https://jstc.jma.or.jp/11232/

 

Zoomについてのご注意

 Zoomを、予め最新版にアップデートしておいてください。

 当日は940分から接続できるようにしますので、早めに接続できることを確認してください。

 当日の録画・録音はお断りします。

 

2023年8月1日火曜日

講義で心がけていること New!

 こんにちは。講師の平野です。本日は自分が講義で心がけていることを少し。

OSTECの英訳セミナーでは、時間のある限り、すべての解答を添削します。はっきり言って、講義としては効率が悪いです(笑)。毎回、4時間半に収めるために必死です。会場の貸し時間ギリギリになることも多いですから、幹事さんも毎回ヒヤヒヤですよね。

効率重視なら、模範解答だけ提示して、その解説だけすればよいでしょう。計画的に時間配分ができますし、課題全体を広範囲に解説し、整った印象の講義になるはずです。

でもね、それじゃつまんないんですよ(笑)。正解の丸暗記に意味はない、と私は思っています。

大事なのは、自力でできるようになることではないでしょうか。正解を知るだけでなく、そこに至るまでの筋道が見えなければいけないはず。あるいは、模範解答とアプローチが違っても、自分の解答が今より少しでも良くなる筋道が見えた方がいいはず。そのために、解説の起点は個々の解答にしたいのです。

個々の解答をみながら、どんな意図でその表現を選んだのか、講師から解答者に聞くことも多いです。なぜそうなったかを確認し、いい表現であれば活かし、改善できる点があれば修正する。それは、個人の解答と模範解答との橋渡しを試みる上で、必要なプロセスです。そうすることで、まだ橋を最後まで渡り切る自信のない人にも、階段の最初の何段かを明確に示すことができるでしょう。

そして、どんな解答も全員の糧にするのが、講師の役目。例えば、上級者の光る表現は、どうすれば真似できるようになるかを初級者に示す。初歩的な間違いがあれば、その間違いをしないことの意義や、上級者がしがちな類似の間違いも示す。個々の解答を議論の触媒として、有益な知識を共有したいと考えています。

いい解答はもちろん褒めますが、研究会なんですから、安心して間違った解答を書いてください。講義中にもよく言いますが、わざと間違うぐらいでもいいのです。実際、毎回わざと問題ありそうな表現を混ぜて、講師にしっかり解説させるベテランさんもいらっしゃいますよね (笑)。

いつまでも、初級者に優しく上級者も楽しい、誰もが安心して議論に参加できるOSTECであってほしいと思っています。

2023年6月27日火曜日

Recentlyに現在形は使えるか?  大塚

Recentlyに現在形は使えるか?

 

Recently, most users are cautious not to fall to a victim to Phishing.

 

上記英文に対して「Recentlyに合うのは現在完了形で、現在形は使えないと聞いたことがあるのですが、現在形を使っていいのでしょうか?」という質問がありました。確かに、私もそう聞いたことがあります。なので、現在形は使わないようにしていました。

 

「最近」というのは、ちょっと前の過去から今も含めてちょっと先の未来を繋いでいます。なので、現在完了形と相性が良いそうです。

例えば、

 

Recently, production of electric vehicles has been increasing.

 

のように、recentlyと動作動詞(動作を表す動詞:look at, walk, listen to等)がセットになっている場合は完了形が合います。

では、recentlyと状態動詞(状態を表す動詞:be,have, remain等)がセットになった場合はどうでしょうか?

 

Recently, people have been cautious.

 

このように完了形にすると「皆さん気をつけてました」になり、今の時点で気をつけている状態が終わってしまっている感じになります。

現在形にするとどうでしょうか?

 

Recently, people are cautious.

 

現在形にすると「最近では、皆さん気をつけてますよ」となって意味がとりやすくなります。

 

recentlyは、基本的に完了形とセットにする方がロジックがぴったり合うことが多いそうです。けれども、それが全ての動詞に当てはまるわけではなくて、状態動詞の性質を強く持っているものについては、その状態が終わってしまっているという雰囲気になるので、完了形とセットにするとおかしな感じがすることが多いのだそうです。

 

というわけでrecentlyには完了形」というように一律に当てはめるわけにはいかないようです(それができるとラクなのですけれど)。単語レベルでも言えることですが、この一律にできないところが翻訳の難しいところであり面白いところでもあるのだろうと思います。 

2023年6月8日木曜日

私の英語勉強の1シーン(平野セミナーとG研、勉強数珠繋ぎ) 渡辺尚

 大阪工業英語研究会(OSTEC)は、平野セミナー(日英・テクニカルライティング)、G研(英日翻訳)の2本立てです。両方参加しているのは3名ですが、私はその一人。対象やアプローチが違う勉強会とも言えますが、活用の仕方は本人次第かも。最近、2つの勉強会を連続して参加して勉強して、こんなことを学びましたという事例を紹介します。英語学習者のちょっとした気づきということで、お気軽に読んでください。

 

1.平野セミナー(2023/5/20)で学んだこと

原文

 「凍結解除の手続きに必要なので、ユーザ名とPIN番号を送ってください」と言って来たりする。もちろん、その通りに返信してしまえば、ポイントは使い込まれてしまう。

 

渡辺訳文

 The message continues, "Please send us your username and PIN number so that you can unfreeze your account."  If you provide them with your personal information about the account, you will lose all your points, of course.

(ユーザ名とPIN番号を繰り返すのは嫌だったので、言い換えとしてyour personal informationを使ってみました。)

 

平野先生からの指摘

 your personal informationour username and PIN numberの言い換えなので、the informationとすれば、余計な修飾語を無くせるメリットがあります。

 

学んだこと

 theを使って2回名以降の名詞句を短くすることは、英語として自然であって、読みやすさを高める。

 

2G研(2023/06/04)で気になって調べたこと

 上記が頭に残った状態で、G研に参加ました。今読んでいるのは、アンティキティラ島の機械(古代の天文予測機)についての記事です。アンティキティラ島の機械が主題なので、それが何回も繰り返し出てくるのですが、この機械の言い換え英語表現が様々あることに気が付きました。

 

1)各表現の回数

 各表現の回数を数えました。

the Antikythera mechanism 22

the Antikythera device 2

the mechanism 18

the device 16

the machine 6

 

 平野セミナーで学んだthe を用いた短い表現の例として、the mechanismthe devicethe machineはが使われています。

 

2)他に気がついた特徴

 the Antikythera mechanismは、要所要所で登場しています。毎回はうっとおしいが、時々忘れないように出す感じですか?

 the Antikythera mechanismは、歴史的文脈で、又は、他の装置との比較の場合に使われています。確かにこれらの場合は、短縮形では何を言っているの分からなくなりますね。

 the mechanism the device は装置の構造を説明するときに多く使われています。この場合は、機械自体は主役ではないので長い名詞を使いたくないですね。

3.テクニカルライティングの本で学んだこと

(1)『和訳と英訳の両面から学ぶテクニカルライティング』(中山裕木子、中村泰洋)

 226に日英の例として、1文目のThe ozone layer2文目の主語としてThe layerとする例が載っています。

 (2)『技術英語の基本を学ぶ 例文300』(中山裕木子)

 例文046、166、185、278、300、314に同じパターンの表現があります。


. 特許明細書での使われ方

 米国企業の特許明細書で上記のtheの使われ方を調べました。多くの例がありました。

              an associated enclosure or living structure 10 >>> the structure 10

              a fastening and unfastening device 3 >>> the device 3

              an apparatus 2 for cleaning a gutter >>> the apparatus 2

 日英翻訳でも、2回目以後は短い表現を使いたいですね。

 

5.まとめ

 このように、平野セミナーで自分が書いた拙い英文の問題点を先生に指摘してもらった後に、その問題意識をもってG研でネイティブの英語を研究し、さらに、テクニカルライティングの本や英文特許明細書で適切な表現の使い方を調べる、という勉強数珠繋ぎの経験でした。楽しからずや?

2023年6月2日金曜日

パターンはpattern?(4月の平野セミナーより) 大塚

課題文:別のパターンとしては、「豪華景品が当たりました」というようなメッセージが届き、「受取はこちら」というリンクをタップすると、景品の代わりに大量のマルウェアがダウンロードされる、というのもある。

カタカナ語は、うっかりそのまま英語にしてしまいそうになりますが、「そのカタカナ語、実は和製英語でした~。そのまま英語にしても通じません!」ということもあるので、面倒ですが一応調べるようにしています。

上記課題文の「パターン」ですが、そのままpatternが使えるでしょうか?

patternを辞書で調べると、①模様、柄、図案、デザイン ②斑紋 ③型、様式、形態~(ランダムハウス英語辞典)となっています。1番は「模様」という意味ですが、日本語では「模様」という意味で「パターン」を使うことは少ないように思います。「パターン」と「pattern」では最初にイメージするものが異なるようです。

で、上記課題文ですが、この場合はversionが合うそうです。

日本語の「パターン」には、versionが合うことが多いそうなので、次に「パターン」が出てきたらversionが使えるか試してみようと思います。

2023年5月21日日曜日

平野セミナー勉強ノート(第3回)渡辺

平野セミナーで実際に行われた添削の一例を紹介します。 


(原文)

近年では、Eメールの受信時やウェブサイトの閲覧中は、フィッシングに警戒している人は多い。しかし、SMSはそれほど危険視されていない。


(生徒訳)

Recently, many people have become aware of phishing in receiving e-mails or viewing websites. However, people tend to be off guard toward SMS.


あなたなら、上記の生徒訳をどう修正しますか?

考えてから、下の方にスクロールして回答編を見てください。













(問題点を考える)

1.前置詞句in recieving~が、前のどの部分に係っているかが曖昧である。phishingに係っていると解釈してしまうと、「メール受信中のフィッシング」となり、意味がおかしくなる。

2.Howeverが先頭にあること自体は問題ないが、一般にhoweverが先頭に出てくると、前の文章の何が否定の対象となっているのか(次に何が対象とされるのか)がすぐに分からないこと(流れが分からない)。


(修正訳)

Recently, many people have become aware of phishing, and they are cautious when they receive e-mails or view websites.  When it comes to SMS, however, people tend to be off guard。


(修正訳のポイント)

1.一文目を二文に分けることで、文意がはっきり定まる。意識(aware)+注意(cautious)で「警戒」の意味になる。

2.When it comes to SMS, however,~として、SMSとe-mail及びwebsiteが比較されていることが早く分かるようにする。話の流れが分かりやすい。


2023年5月12日金曜日

Introduction of Osaka Society for Technical English Communication (OSTEC)

Osaka Society for Technical English Communication (OSTEC) is an English study group in Osaka.  Our purpose is to study technical writing in English.  Our main activity is a monthly seminar for studying English technical writing with Mr. Hirano (English technical writer/translator).  We also have a monthly study meeting for translating articles of Scientific American into Japanese and discussing them among OSEC members.

2023年5月4日木曜日

平野セミナー(英文ライティングの実践講座)についての私的感想

                                 渡辺 尚

 1.平野セミナーの面白さ

 ・自分の英語ライティング力を高めたい(効果的な英語を書きたい)!という人のためのセミナーのように感じています。英語力ライティング力向上のために重要なことは多くあるでしょうが、平野セミナーでは下記のことが得られます。

 1)単語、表現、文脈、文章の目的(読者)等の様々な要素を考慮して適切な表現を選択すること

 平野先生が、懇切丁寧な解説で「効果的な英語」の作成方法を教えてくれます。

 Oさん『先生の解説は、日本文自体の曖昧さの解説から、英文にしたときの語感の解説にまで及びます。毎回、出席するたびに新たな発見があり、まだまだ勉強したいと刺激をもらっています。』

 Mさん『日頃から疑問に思っていた、似たような単語の意味の違いや文法上の留意点など、明快にわかりやすく教えて頂いて毎回目から鱗が落ちます。』

 そして、平野セミナーでは、実際のトレーニングとしては、下記が行われます。

 2)英語を自分で書いて、それを添削してもらうこと

 平野セミナーでは、各自が書いた英文を平野先生が目の前で添削してくれます。自ら書いた英文の問題点(英語としては効果的ではない表現等)を指摘されることで、効果的な英語ライティングを身につけることができます。

 作成する英文は短いですけど、ご安心あれ。平野先生は隅から隅まで突っ込んでくださいますから。『満点でしたー、ハイ終わり』ということはないと思いますよ。

 他の参加者の前で自分の書いた英語が直されるというのは少しドキドキしますが、慣れたら大したことはありません(笑)。また、平野先生は元の英文のなかで活かせるところは活かした形での変更を教えてくれますので、優しいなーと私はいつも思っています。。

 上記について平野先生の回答(2023/5/20追加)

 「いやー、それは全てを否定すれば、授業は簡単ですよ。優秀答案を見せて、このようにして下さいと言えばいいんですから。でもそれでは授業の意味はないですよね。どんな回答に対しても、回答者の発想や視点(なぜその人の回答がそうなったかを)を考えます。そして、それをどのように活かすか、発展するかをその場で説明していきます。そうすることによって回答者も初めて自分の英語を見直して、次から改善できるようはずです。」


 3)他の参加者の英語を見て、自分の英語と比較すること

 平野セミナーでは、他の参加者が書いた英文を見ることができます。同じ教材に対する異なるアプローチを見ることができて、勉強になります。

 Mさん『工夫のこらされた参加者の皆さんの文章を見せていただけるのもとても楽しみです。』

 

2.平野セミナーでのグループワーク *数回に1回の割合で採用

1)グループワークの概要

 ・グループワークとは、参加者がいくつかのグループに分かれて話し合いを行い、同じ課題についての一つの回答を作成する勉強方法です。

 ・形態としては、例えば、下記のようなものがあります。

 A) 前もって与えられた課題の解答を各自が前もって作成しておき、当日グループ毎で話し合います。

 B) 当日いきなり課題を与えられて、その場でグループ毎に英文を作成します。

 C) 前半で通常の添削が行われ、後半でグループワークを行います。後半では、前半で先生から教示があった一連の文章における『英文作成へのアプローチ』を適用することが指示されます。

2)グループワークについての感想

 ・その場で英語が思いつかなかった時や、思いついても自信を持って他のメンバーに自分に英文を提示できなかった時は、つらかったです。。。しかし、このように頭を絞り尽くして英文を考えるというのは貴重な経験だと思いますよ。

 ・瞬間的にその場で英語が出てくる人、上手にみんなの意見をまとめる人、分かりやすく提案英語を説明できる人に接することができ、興味深かったし、勉強になりました。

 ・シンプルな英語の良さを強く感じました。複雑な構文や表現を採用すると、その後の変更が難しくなります。しかし、骨格がシンプルな英語であれば、様々な意見に対してフレキシブルに対応できます。

 ・個人的には、上記のC)が面白かったです。前半で先生から教えてもらったアルゴリズムを身につけ(ぼんやりですが)、それを後半に他の人と協力しながら実践に移す。脳の使い方の訓練になっているような、、、(まあ、何を言ってるか自分でも分かりませんが、とにかく不思議面白経験だったんですよ!)

 

3.オフライン(リアル)vsオンライン(ネット)

 コロナ禍でオンラインでの会話や授業がかなり普及しましたね。OSTECでも2年半ほどオンラインでの勉強会が行われました。オンラインで勉強会も結構便利でしたよね。案外使えるなという印象もありました。時間の節約になりますしね。

 一方でパソコンやスマホの画面を見て勉強するのは苦手という方もおられたのではないでしょうか。私はそんな風に感じるところもありました。緊張感がなくなって、力が抜けてしまって、、。

 オフライン(リアル)の良いところは、先生や周りのメンバーの顔色(真剣なのか、軽く受け止めて良いのか)、雰囲気(盛り上がっているのか、盛り下がっているのか)が、オフラインより正確に分かるところでしょうか。また、近くにいる人に気軽に声をかけたり、かけられたりできることも重要な点ですね。オンラインでは、そこまで気軽にコミュニケーションを取れませんよね。

 特に、前述のグループワークに関しては、オフライン(リアル)の方が柔軟な対応・密なコミュニケーションができていいですね(オンラインでのグループワークも可能ではあるのですが。。)。

 現在の平野セミナーはオフラインで実際に顔を合わせて勉強をすることの良さを最大限活かせるように工夫されていますので、この活動を長く続けていきたいです。

2023年5月1日月曜日

平野セミナー勉強ノート(第2回) 渡辺

平野セミナーで学んだ英語表現(会員が、セミナーで学んだこと、触発されて自分で調べたこと、考えたことをまとめたノートです)

第2回はmistakeです。

日本人にとっては(私にとっては?)、語法が難しい動詞です。
mistake <間違った対象> for <正しい対象>が、正確な用法です。
以上より、下記の文章が成立します。
He mistook a UFO. 彼は間違ってUFOと思った。
He mistook a UFO for a balloon. 彼は気球をUFOと思った。
他の例文です。
They are so alike that you would mistake his brother for him.
We're mistaking an alien craft for balloons.
受動態になると、一瞬、どっちがどっちか分からなくなります。。(汗)
The noise was mistaken for a gunshot. 銃声だったのだけど、騒音のように聞こえた。
"A signal buoy was mistaken for a lighthouse," he said. 間違えて信号ブイを灯台と思った。
substitute も同じ語法で、使い方が難しいですね。
substitute <代用のもの> for <本来のもの>が、正確な用法です。
以上より、下記の文章が成立します。
The coach substituted a rookie player.監督は代わりに新人選手を使った。
The coach substituted a rookie player for the injured veteran. 監督はケガをしたベテランの代わりに新人選手を使った。
これまた、受動態になると、一瞬、どっちがどっちか分からなくなります。。(汗)
Smaller planes have been substituted for larger ones on virtually all routes. ほとんど全てのルートにおいて、大きな飛行機の代わりに小さな飛行機が使われるようになった。
Powdered milk has been substituted for whole milk and a juicelike drink for real juice. 粉ミルクが全乳に取って代わり、ジュースぽい飲み物が本物のジュースに取って代わった。
ここで問題です。下記の英文は非文になっています。どこがおかしいかを考えてみてください。
A fake website will appear that you would mistake the true one.
関係代名詞を普通の文章に戻してみると、
You would mistake the fake website the true one.になりますが、mistakeの語法からすれば変な文章になっていることが分かりますね。
You would mistake the fake website for the true one.というように、forが必要です。
というわけで、
A fake website will appear that you would mistake for the true one.が正しい文章になります。

平野セミナー勉強ノート(第1回) 渡辺

  平野セミナーで学んだ英語表現(会員が、セミナーで学んだこと、触発されて自分で調べたこと、考えたことをまとめたノートです)

第1回は、impersonateです。

日本語にすれば、(詐欺目的)で<人>になりすます、装う(ジーニアス英和辞典第6版)の意味があります。

この意味でよく使われる目的語として、a police officerが多くの辞書に出ています。「警官を装って詐欺を行う」という意味ですね。警官の代わりには、市役所の人、銀行員、消防署員(消防署の方から来ました。。)なども使えそうです。

impersonateの中にはpersonがあることから、別の「人物」になるというのが原義です。

次に日英翻訳の場面で、「なりすます」をimpersonateに訳すのが適切であるか否かという問題を考えてみます。電話や訪問で偽の銀行員が連絡を取ってきたときは、impersonateが使えますね。それでは、偽アマゾン、偽Yahoo、偽銀行からのEmailの場合はどうでしょうか?

銀行からの偽メールが来た場合に次のような英文は適切でしょうか?

Attackers impersonate your bank or, credit card company.

上記の文章をでは銀行やカード会社を擬人化していることになりますが、やや無理な感じがします。

この場合、下記のように「人」を出す方が英語としては自然な表現と考えられます。

Attackers impersonate a staff member of your bank or your credit card company.