2023年5月1日月曜日

平野セミナー勉強ノート(第1回) 渡辺

  平野セミナーで学んだ英語表現(会員が、セミナーで学んだこと、触発されて自分で調べたこと、考えたことをまとめたノートです)

第1回は、impersonateです。

日本語にすれば、(詐欺目的)で<人>になりすます、装う(ジーニアス英和辞典第6版)の意味があります。

この意味でよく使われる目的語として、a police officerが多くの辞書に出ています。「警官を装って詐欺を行う」という意味ですね。警官の代わりには、市役所の人、銀行員、消防署員(消防署の方から来ました。。)なども使えそうです。

impersonateの中にはpersonがあることから、別の「人物」になるというのが原義です。

次に日英翻訳の場面で、「なりすます」をimpersonateに訳すのが適切であるか否かという問題を考えてみます。電話や訪問で偽の銀行員が連絡を取ってきたときは、impersonateが使えますね。それでは、偽アマゾン、偽Yahoo、偽銀行からのEmailの場合はどうでしょうか?

銀行からの偽メールが来た場合に次のような英文は適切でしょうか?

Attackers impersonate your bank or, credit card company.

上記の文章をでは銀行やカード会社を擬人化していることになりますが、やや無理な感じがします。

この場合、下記のように「人」を出す方が英語としては自然な表現と考えられます。

Attackers impersonate a staff member of your bank or your credit card company.

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