2023年5月1日月曜日

グループ研究会(科学雑誌の英日輪読勉強会)

 

<科学技術英語の英日翻訳をしている勉強グループ>        

 毎月1回(第1日曜日)に新大阪で集まっています。

 2023年下半期(7~12月)の会員募集中! 会員費用は、6ヶ月6~7千円(予定)

 見学(1回は無料)を受け付けています。

 ご連絡は、wpatent.ostec@gmail.com(幹事:渡辺尚)までお願いします。

 

1.名称

 グループ研究会(G研)@大阪工業英語研究会

 

2.活動内容

 主に英語の科学雑誌の記事を教材として、参加者に順番に担当箇所(300400ワード)を割り当てて和訳し、全員でその内容について様々な角度から検討し、修正訳を完成させます。特に講師は置かず、ベテラン翻訳者を含む全員が意見を出し合うことで、ひとりでは気づかない問題点やより適切な表現を探します

 

3.特徴

 参加者にベテラン翻訳者が多くおられ、貴重な知見を提供していただいています。

 より正確な英文の理解、より適切な日本語の作成のために、全員が遠慮なく自由に発言します。

 

4.参加して得られるもの(参加者次第で様々なことを学ぶことができます)

 ・Scientific Americanを利用した英語の多読習慣

 ・Scientific American を利用した英語の精読訓練

 ・最新科学技術の学習

 ・英日翻訳の技術

 

5.最近実際に使った記事

 How 5G works 5G技術の詳細

 Top 10 Breakthrough technologies 世界を変えていく10大技術革新

 Why are people so dang obsessed with Mars? 人類の火星探査の夢と現実の壮大なストーリー

 Fossils reveal when animas stare making noise 動物が音を出すようになった生物学的進化の歴史

 

6.参加者の声

 Oさん:部品製造会社勤務・参加年数4年

 仕事で和訳をすることがあるのですが、いつも、なんか日本語として違和感があるなと感じています。学生時代からの英文和訳に慣れてしまっていると、そこで思考停止してしまっています。G研にでるようになって、その思考が少しずつ、動き始めたような感じがしています。

 Nさん:フリーランス技術系翻訳者・参加年数16

 岡目八目と言われますが、自分では完璧だと思った訳文が、他の人から指摘されて、「あっそうか!」と気付かされることがよくあります。プロとして翻訳を20年以上続けてきてもそんな状態です。なお本会は英文和訳を行っていますが、ホンモノの英文(教材用に作られた英文ではない)を深く、多く読むことによって、和文英訳の勉強にもなります

 Hさん:在宅での翻訳・参加年数2

 在宅での特許翻訳が13年間過ぎ、その間に特許翻訳の講師時代に経験した生徒さんたちの添削を通して日本語の面白さ、難しさを肌身で実感したのが私の入会の動機です。本会では、課題の先端科学の物語りに理解が深まるとともに、言葉についての自由闊達な議論も毎回楽しみです

 Wさん:特許事務所勤務・参加年数1年

 ちょうどScientific Americanを読みたいと思っていたので、この勉強会に参加できて良かったです。英日翻訳になるので、日本語に対する意識や英日翻訳テクニックを勉強できるのも、助かります。

 

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